実現しない目標とビジョン

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

先日、この人(人達)なら達成するな
と感じる人たちについて書きました。

反響もいただき、参考になって嬉しく思っています。

今日は、視点を変えて
これは叶うまでに時間がかかるだろうな
実現しにくいだろうな
と日頃感じているケースについて
書いてみたいと思います。

その前になかなか実現しにくい目標やビジョンとは
どういったものだと思いますか？

それは、実現してほしくないことを目標やビジョンに
入れている場合です。

え？
そんなことする人いるの？

そう思ったあなた
そうなんです。

この世の中には、望んでいないことを
目標やビジョンにとどまらず
あらゆる場面で、いたる所で
そういった表現であふれています。

身近なところから考えてみましょう。

部屋がちらかっている場合、
ちらからないようにしたい。

部下についついイラっとして一言
言って後悔している場合、
イライラしなくなりたい。

心当たりがある人がいるかもしれませんね。
その場合、それはあなただけではありません。

このように、
起きて欲しくないこと
実現してほしくないこと
望んでいないこと
を目標に入れて否定する形の表現、
つまり否定語を使っているケースです。

これは、テレビや日常会話など、
意識してみていると、
起きて欲しくないことばかりを語る
人たちがわんさかいるのです。

起きて欲しくないことを目標に含めると、
どうなると思いますか？

起きて欲しくないことから
離れられなくなるのです。
大げさに言うと、嫌な状態のままでいることになります。

遅刻しない。
という言葉を見て、心の中に残るのは
遅刻のイメージです。

現状否定は行きたいところでも何でもない。
いやだな～
とつぶやいているのと一緒です。
残念ながら、目標でもビジョンでも何でもない。

目標やビジョンは夢と同じで
「ああなりたい！」と心から望む状態
行き先を表すものです。

例えば、
時間に余裕をもって到着し準備万端でいたい
部下がどうしてそうしているのかに好奇心をもって理解し合いたい
いつでも適度に片付けられるようになりたい
その人の数だけ、望む状態は存在しています。

目標やビジョンは、あなたの
心が沸きたつ、感情が動く
うわぁ～、そうなったら嬉しい！
と、ドキドキしたり
ありがたいな～と、
感謝を感じたりするものです。

脱炭素、脱プラスチックという言葉も
目標として、よく使われるようになりました。

脱炭素によって〇〇へ
と表現した時、この〇〇が
真の目標やビジョンになります。

この〇〇は、目標やビジョンを描く人や人達の
心の中に潜んでいます。

私たちが歓び、幸せの流れをつくっていくために
4つのステップをセッションや講座などでお伝えしています。

その4つのステップのひとつめが、
私(私たち)が欲しくないものは何かを知る
です。

望んでいないもの
実現してほしくないもの
起きて欲しくないもの
をまずは明確にしていく

すると、ふたつめの
私(私たち)が欲しいものは何かを知る
にステップを進むことができます。

あなたが本当に望んでいる目標やビジョンを
叶えて欲しいのです。

今日もお読みいただきありがとうございました。

鮎川詢裕子

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