鮎川詢裕子メッセージ

情報過多になっていませんか?情報を受け取る時に大切なもの

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

外出自粛要請が続く中の5月の連休入りを迎えている日本。

この状況下で医療をはじめ、交通機関、食料、宅配など
ライフラインを守ってくれている存在のおかげで
私たちの生活が成り立っているのだと感謝しています。

先日ゴミ回収日に、マジックでお礼を書いて出したら
マンションの清掃を担当してくれている人が
気遣って収集してくれる人にわかるよう
目につくところに置いてくれる
気遣いに嬉しくなりました。

そんな最中、このところ連日の報道や
オンライン会議が続いたり、
オンラインイベントへの参加で、

「オンラインあたり」になったり
インターネットなどからの情報過多に
「情報にやられちゃっている」感覚や
疲れを感じていることはありませんか?

デジタルや電磁波が体に合わないというケースもあれば、
整理しきれない情報や
判断のつかない情報が入り過ぎると、
「部屋が散らかったような感覚」
のように気が散ったり、腑に落ちないまま
次の行動を起こしている自己不一致感を
感じやすくなることもあるでしょう。

あなたはいかがですか?

自分で判断せずに、情報に踊らされてしまったり
その情報を知って、恐れや不安にはいっているという場合、
気づかないうちに「反応している状態」に入り込んでいます。

情報を受け取る時には、
あなたはどう感じるのか?
あなたはどう思うのか?
というプロセスがとっても大事です。

このプロセスでさらに大事なのは、
「あなたはどう感じるのか?」
「あなたはどう思うのか?」
「どんな感覚がするのか?」
というのを思考レベルで考えるのではなく
「感じ取る」ことです。

「感じ取る」
これがわかる人は比較的すんなり、できると思います。
素の状態で物事を見る、五感で感じる
感覚です。

あるいは、
(人によってはヘンな表現に見えるかもしれませんが)

自分が生態系の一部である
全体性の中の1つの存在である
と、生態系や全体、自然とのつながった感覚で
ものごとを見ていく感覚とも似ています。

自分のエゴ(自我)を越えた自分とつながり
物事を観ていくのです。
 (補足)
 実はこのエゴ(自我)は、悪者ではなくこれまで
 生きていくために必要だった捉え方です。
 これを飛躍の力に転換していくことが可能だったりします。

 

そうはいっても、「それってどうやるの?」
という人も多いと思います。

「論理的なことほど価値がある」という
人もいることでしょう。
大事なのはバランスです。
それについては改めて触れることにします。

思考優位で「〇〇しなければならない」と
外からの要請に応えるために思考を使い続けてきた人には
「感じ取る」って何なんだ?
と、難しく感じることがよくあります。

私もこの「感じ取る」が苦手な時期がありました。
ずーっと長い間、「感じ取る」ことをせず
外から情報を自分の中で咀嚼して説明するよう
生きていたからです。

また、プレッシャーが高い時期が続くと
思考や固定観念に固執して
ものごとをフラットに見る・感じ取るのではなく
色眼鏡というフィルターを通して見て物事を
ものごとを解釈するようになり
解釈を事実だと捉えるようになりがちです。

得か損か
有利か不利か
人と比較して
恐れや不安から

一番になれるかどうか
自分の権利を守るため
で判断すると
物事の見かたが偏り、限られ

本当に大切な判断ができなくなっていきます。

でも大丈夫です。
やり方を知らないだけです。
誰にも教えてもらう機会がこれまでなかっただけです。

 

情報過多やオンラインに疲れた時は、
ネット環境や情報から一旦距離を置いて

自分はどう感じているのか?
どんな感覚がしているのか?
本当に大切にしたいものは何なのか?

と、自分に問いかけてみる時間を持ってみてください。

最初は慣れないかもしれませんが、必ず次第にそのあなたが現れます。

先日、アカデミー賞をとったポン・ジュノ監督
受賞の際の彼の言葉にも「最も個人的なことは、最もクリエイティブなことだ
とあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
彼も「自分はどうなのか」をさんざん問いかけてきたのでしょう。

 

どんなときにも、
あなたはどう感じているのか?
どう思っているのか?
本当は何を大事にしたいのか?
あなた自身という個人が感じていることが
大事なのです。

それが、自分から情報を「選択し」
自ら未来を描くことに繋がっていきます。

スタッフや部下がいるリーダーの方は
そのあり方や発信がリーダーシップに繋がっていきます。
自分は何を感じ、信じようとしてるのか
それは必ずしも正解である必要はないのです。
正解は誰にもわからないのですから。
どれだけ向き合っているのか、
何に価値を置き、どんな絵を描いているのか。
参考になりそうな記事がありましたのでリンクを貼っておきます。

「猛獣使い」もとい、「情報使い」になり
情報や世の中の出来事と上手につきあっていくために

静かな内省の時間をとる
自分のエネルギーの循環が起きる(とあなたが感じる)ことをする
 たとえば、
 太陽を浴びる
 散歩や自然に触れる、身体を動かす、水分を取る
 好奇心が湧く本を読む
 望むこと、大事なものを書き出すなど
をお勧めします。

どんなときにも、私たちは物事を自分で選ぶことができます。
そして選ぶ自分の感性を育てていくことができます。

自分のスペースをクリアにし、エネルギーを動かすことによって
既に持っているクリエイティビティを発揮し、
本当は知っていた気づいていたことに向けてシフトしていくことができます。

情報は「使われる」もの(反応)ではなく
自分から「使う」(選択することができる)ものです。

あなたの本領を発揮していきましょう!

心からエールをお送りしています。

 

最高のリーダーほど教えない
部下が自ら成長する「気づき」のマネジメント
かんき出版
ISBN-10: 4761273631
ISBN-13: 978-4761273637
最高のリーダーほど教えない

Amazon購入ページへ

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

鮎川詢裕子メルマガ登録
ページ上部へ戻る
PAGE TOP