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鮎川詢裕子メッセージ
10.262020
10倍目標という発想~大きく考えることの魔術
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
人と組織の能力開発と温暖化を逆転(ドローダウン)に向けた事業支援、
コンサルティングを行っています。
コンサルティングといっても、教えない自ら気づくコンサルティングです。
先日23日に登壇させていただいた
気候危機・自治体議員の会での講演。
先日も実施報告させていただいていましたが、
講演形式で参加者の反応がわからず気になっていたところ、
運営くださっている方から連絡いただきました。
「これからの流れに期待したい」
「地元で呼びたい」
と好評だったそうです。
ようやくホッとしました。
そして一市民だった一人が、行動を起こして、
大都市の取り組みになっていった事例について
「印象深かった」というご感想もいただきました。
事例についてはこちらに掲載しています。
温暖化に対する取組みは、一人で考えると
手に届かなそうな大きな取り組みですが、
逆に、目標を立てる時に、
大きな目標にしてしまういう考え方があります。
そのひとつが10倍目標という発想です。
自分(自分たち)で立てた目標や夢、ビジョンを
10倍にしてみたら、どんな状態になっているのかを
思い描いて、10倍にした理想の姿から
中期目標、短期目標に落とし込んでいきます。
そうすることによって、自らの発想の枠を突き破り、
これまで想像すらしていなかった未来を描くことになります。
その未来のあなたは、どんな暮らしをしているのか。
その未来が叶った時を表す
象徴的なシーンはどのようなものなのかを
具体的にイメージしていきます。
10倍のイメージをするには、これまでの思考の枠組みを
突き抜けていく必要があります。
一人で行うと、発想が広がりにくい可能性があるので
自分一人で考えていくよりは、誰かに話を
聞いてもらって、引き出してもらう方が
断然やりやすいです。
ホントにこんなことできちゃうのかなぁ。
という心の声を脇に置いて、
何の制限もない理想の望ましい状態を
具体的にイメージできるよう語っていきます。
それが実現できている時のセルフイメージや
暮らし方をイメージし、臨場感を持って
実感できるくらい描き切れたら、
その状態からバックキャスト方式で
そうなった理想の自分が振り返ってみて
どんな風に成し遂げてここまで来たのかを
明らかにしていきます。
そして、その自分なら今何をしているのか。
どんな考え方をして、どう取り組んでいるのか。
計画をたてて、短期目標に落とし込み
取り組んでいくという方法です。
現時点の延長線上に目標を描くのとは、
逆の発想法です。
いつもどこかに本当に望んでいる自分が
一緒にいるような感覚で取り組むことができます。
仮に10倍目標が達成できなかったとしても、
最初の目標設定時に比べて考え方や発想の仕方が
変わっているので、
実現している大きさが全然異なってきます。
大切なのは臨場感が感じられるように
10倍目標を描くことです。
私が10倍目標を引き出してもらった時、
恥ずかしくなるような感覚になりました。
これまでの私の常識にはなかったようなイメージだったからです。
今も実現できるかどうかわかりませんが、
確かにあの瞬間から、何か内側の感覚が変わりました。
それが潜在意識の力なのでしょう。
その昔「大きく考えることの魔術」という本を
読んだことを思い出します。
ずいぶん昔の本ですが、当時は感化されたものです。
ご興味があれば、ぜひお試しください。
今日もお読みくださりありがとうございました。
鮎川詢裕子
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