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鮎川詢裕子メッセージ
5.12020
【書籍紹介】アクティブホープ~どんなときにも希望を失わない生き方
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
このところ、Facebookで【#7日間ブックカバーチャレンジ 】なるものが
始まっています。
読書文化の普及に向けて、すでに拡がっているこの取組み。
日頃使っている人は既に目にしているのではないかと思います。
この度、 友人の三厨万妃江さんからバトンをいただきました。
こちらの本の著者でいらっしゃいます。
この「ブックカバーチャレンジ」の取り組みのおかげで
友人・知人たちの推薦本に共通点を見出したり、読んでみたい本が増えています。
ルールがあるそうで
☆好きな本を1日1冊、7日間紹介。本書内の説明はなし。表紙の画像を7日間上げ続けます。
と聞いていますが、のルールはFacebook 上のものです。
せっかくなので、こちらでも何冊か説明を加えて
共有させていただきますね。
DAY1の1冊は、
『アクティブ・ホープ』
ジョアンナ・メイシー +クリス・ジョンストン (著)
三木 直子 (翻訳)
どんなときにも
希望を失わない生き方
この表紙の言葉が染み入るこの頃。
最近、この本の中身をもう一度心に落とし込みたいと
手に取る機会がふえている一冊です。
仏教哲学者であり、社会活動家の著者ジョアンナ・メイシーの
「アクティブ・ホープ(Active Hope)」とは、
たとえどのようなことが世界や人生で起きていても、
それに圧倒されることなく、
希望と勇気を失わずに、
心から望む変化のために、自分ができる事をやり続ける
という心の状態を指しています。
この本は、ジョアンナ・メイシーが開発した「つながりを取り戻すワーク」を
論理的かつ実践的に解説しています。
この「つながりを取り戻すワーク」では、
・感謝からはじめる
・世界に対する痛みを大切にする。
・新しい目で観る。
・前に向かってすすむ。
という、スパイラルをたどりながら、
対話や体験型ワークを通して、自分や他者、自然、世界、過去や未来など、
あらゆるものとの「つながり」を取り戻し、
アクティブ・ホープを生きる、ということを学んでいきます。
この本の中に現代を覆う3つのストーリーが紹介されています。
1つめのストーリー:「これまで通り」私たちの生き方を変える必要はない
変化を拒否し、見て見ないふり。どうせ仕方がないというあきらめ
2つめのストーリー:「大崩壊」
このままだととんでもないことが起きるという絶望や恐れ
3つ目のストーリー:「大転換」
1つ目のストーリーが私たちを破壊的状況に導いていくことを知り
2つめのストーリーが現実になることだけは断固として許さない姿勢。
経済成長にしか関心を持たない産業成長型社会から、
生命持続社会への画期的な意向を促していく。
その時に自分の中に「アクティブ・ホープ」を
見出し使っていくというもの
です。
この3つのストーリー、読んでみていかがですか?
今、あなたはこの3つのどこにいるように思いますか?
どれが正しいかを論じるのは無意味で、「この3つは同時に進行している」。
問われるべきは「3つのどれに自分のエネルギーを使いたいのか」
とジョアンナはいいます。
ここを掘り下げていくことこそに意味があるのです。
ワークショップなどでこういったテーマを取り入れると
参加者の内側にある考えや感情、エネルギーが出てきます。
メンバーの内側にあるものが表出してくることが大事で
それを認識することによって
新たな目で観れるようになっていきます。
自分はどうなのかと問い、対話することによって
方向性が浮かび上がってくる
これによって、心の奥にあるものと現実の行動の整合性が取れて
自己一致して行動しやすくなっていくのです。
↓こちらは、現在90歳を越えたジョアンナが、
5年前の日本での書籍出版時に寄せてくれたメッセージです。
2年前にサンフランシスコのご自宅に伺った時にも、
ジョアンナの佇まいと言葉の一言一言に思いやりと志に満ちていました。
彼女の笑顔がアクティブホープを生きる勇気と希望を思い起こさせてくれます。
書籍について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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