鮎川詢裕子メッセージ

志をあきらめない

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

日本の無人補給船「こうのとり(HTV)」

国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を運ぶこの物資補給機の9号機が、

役目を終えて、20日午後にISSから離脱して、
大気圏に突入して運用を終えたとの発表が
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)から
ありました。

このこうのとりは、5月21日に打ち上げられて、

5日間で実験装置やISSの主電源、
宇宙飛行士の食料や
生活物資など、6.2トンを届け、
ISSでの不用品を載せて離脱。

大気圏に突入後は、
期待の大半は燃え尽き、
一部は南太平洋の安全な海域に
着水した可能性があるそうです。

 

インタビューを受けていたJAXAの
会見での表情から
感慨深い様子が伝わってきました。

実は最初は日本の宇宙開発技術は
信用されておらず、
批判を浴びることもあったそうです。

また、ISSに接続する方法も
宇宙飛行士がロボットアームを操作して
行うというもので、

これまでにない発想で当時は
NASAからも嫌われていたのだとか。

それでも、その発想のおかげで
衝撃が少なく、安全性が高いと
今では高評価につながっています。

NASAからは、こんなツイートが。

HTVとは、「こうのとり」のことです。

物資を運ぶ輸送船は、アメリカやロシアにもあるそうです。

ただ、大型の実験装置を運ぶことができたのは
「こうのとり」だけ。
なくてはならない存在になったのです。

開発者はじめ、関係者の
並々ならぬ尽力のたまものです。

私たちが何か新たなことをする時、
やり方がわからず、
困難しかないように思えることが
あります

人に批判されて
くじけそうになることがあります。

それでも、あきらめず
工夫し続ける。

なぜならそこには、志があるから

あきらめない、理由があるから

 

最後にISSから離脱して離れていく
「こうのとり」との別れの映像を
関係者はどんな気持ちで見送ったのでしょうか。

そして、今後は次世代機「HTV―X」に
その想いが引き継がれていくそうです。

私たちの可能性を魅せてくれた
「こうのとり」

受け取った勇気と志の高さを
活かしていけたらと思います。

本日もお読みくださりありがとうございました。

鮎川詢裕子


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