鮎川詢裕子メッセージ

テレワーク・リモート時代のメンタルケア&コミュニケーション術

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

テレワーク導入が進み始めてから、数カ月。
週2-3回出勤というケースや
中には、ほぼ100%テレワークが続き
郊外への引っ越しを検討しているという話も聞きます。
メーカーや接客業だけでなく、オフィスワークでも
ほぼ毎日出勤している人もいることでしょう。

あなたの職場では、いかがでしょうか?

本日、JR東日本から乗客の行動様式の変化によって
終電時刻の繰り上げとともにピーク時の利用状況が発表されました。
「ダイヤ改正における終電時刻の繰り上げなどについて」


主な路線のピーク時の利用状況が35~40%超減少しているのがわかります。

また、テレワークの拡大によってメンタルケアの重要性が
数値にも現れています。

こちらの記事では、
テレワークが、広範に普及し、
推進施策も急速に整備されている一方で
従業員コミュニケーションと
メンタルケアが
問題となりつつある
とあります。

実感し始めている人もいるのではないでしょうか。

この調査結果によると、以下のことが明らかになっています。
一橋大学イノベーション研究センター:新型コロナウィルス感染症への組織対応に関する緊急調査 : 第一報

従業員への意思疎通が難しくなった
仕事上でのストレスを抱える従業員が増えた
部署間の連携が取りにくくなった
従業員同士の意思疎通が難しくなった
と回答している割合が50%を超えています。

これまで社内で何気なくできていた軽い会話をする機会が減り、
相手の表情が見えにくくなった今、
今まで通りのコミュニケーションでは、通用しない
状況になってきているのがわかります。

 

コミュニケーションスキルを上げていく必要がありますし、
スキルだけでなく、
コミュニケーションを工夫していく必要があります。

そこで、比較的すぐ工夫できる方法をご紹介します。

1.メンバーが近況を話せる場をつくる
オンラインで集まる際に、人数が多い場合は
3人一組といった少数に分かれて
互いの近況を話せるようにします。
(そういった仕組みがないオンラインシステムでは、
一旦分かれて、再集合という形をとることによって可能になります。)

再集合後、「誰が」「何を」話したかではなく、話してみてどうだったか
共有し合うことによって、全体の雰囲気を理解し合ったり、
気持ちを吐露し、聞いてもらう環境をつくることで
メンタルケアにつながりやすくなります。

 

2.オンラインで画面だけつないで各自仕事をする時間を設定する
職場にいる時のように、週1回顔出しした状態で30~60分程度、
それぞれが自分の仕事をする
終了時に短く感想を言い合います。
これによって、互いの様子がわかるのと、仕事の効率が上がります。
ただし、自宅の環境によっては、配慮が必要になります。
書斎がある人もいれば、ワークスペースの確保が難しい人もいます。
家族に遠慮しながら洗面所で仕事をしているという人もいるようです。

3.グループチャットを活用する
SNSを活用して、声をかけ合ったり、新人や入社したての人には
サポーター等を設定して話しやすい環境をつくっておくようにする

一人暮らしで内にこもりがちというケースもあるかもしれません。
それぞれ、同じ暮らし方をしているわけではないのです。

各メンバーがどんな環境や事情にあるのか、
どんな助けがあると働きやすくなるのか
本人が話しやすい人から、問いかけて配慮していく
ことも重要になってきます。

 

また、リーダーや上位者にとっては気軽にできることでも、
立場が変わると、難しく感じるものが結構あります。

話しかけられるのを待つのではなく、話してもらえる
環境を整えておくことが大事になってきます。

もちろん、リーダーのコミュニケーション力を高めることも
必要です。

リモート環境におけるコミュニケーショントレーニング
では、傾聴力がより大事になっていきます。

「聴く」内容も大事ですし、事柄だけでなく、
声のトーン、ハリなどから
言葉にならない部分を感じ取り、そこを扱っていくことができると
大きく変化していくことでしょう。

同様に相手が自分で考えて動いてもらえるような
コミュニケーションの工夫がまだまだできます。
テレワーク・リモートだから必要になってくるものも
もちろんありますが、
それ以前に、リーダーのコミュニケーションのあり方に
起因していることがよくあります。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。
鮎川詢裕子

霊性を事業活動とリーダーシップの発現にいかす
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