鮎川詢裕子メッセージ
1.152020
コーチングのテーマ
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
今日は毎年かかわらせていただいている「次世代経営者育成プログラム」参加者へのコーチングです。
毎年数名の方を担当させていただいています。
おひとり2時間たっぷり行います。
上場企業のトップクラスの方たちとのセッション
毎年気が引き締まる思いで臨みます。
ここのセッションは一生に一度きりです。
半年後に、この時の話をして下さる方や
数年してからその後の状況を連絡をいただくこともあって
人によって印象深くご活用いただいているのではないかと思います。
その際に大事になってくるのが、コーチングのテーマです。
どんな目的でこのセッションを行うのか
というコーチングセッションの目的を
設定できているかがひとつのカギになります。
コーチングを受ける人が、
「これを明確にしたい」
「○○について解決策を見出したい」
「このテーマについて話してみたい」
「こんなことをやってみたいと思っているので具体化していきたい」
「○○の意思決定について悩んでいる」
といったように
何のためにこの時間を持つのか
という目的が明らかになると、会話の方向性が見えてきます。
これは会議や打ち合わせも同じですね。
会話をするには必ず何らかの目的があります。
雑談なのか
アイデア出しなのか
近況報告・情報交換なのか
意思決定のためなのか
そこを両者が合意できると
ぐっと話がしやすくなっていきます。
時おり、リーダーだけ、あるいは主催者だけが
会話の目的を知っていて進めていくことがあります。
それではもったいないのです。
先ほどの次世代経営者とのコーチングも
テーマがしっかりつかめると対話も深くなります。
テーマは途中で変わっても、それを互いに理解できていれば
問題なく進めることができます。
対話を行う人同士が、
何のために集まっているのか?
どうしてこのメンバーなのか?
何の話を何のためにするのか?
会話のゴールをどこに持っていくのか?(どんな考えを個々が持っているのかがわかるなど、○○になっている状態)
といったことが冒頭に合意できていると
有意義な時間が持ちやすくなります。
昨日のセッションも大事な機会になるよう心を込めて行いました。
毎回毎回が大事な一度きりの機会です。
あなたが今明らかにしたいことは何ですか?
普段あまり意識していないけれど、本当はじっくり見ておく必要があるものがあるとしたら何でしょうか?
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