鮎川詢裕子メッセージ

自分から向き合うことで見えてくる

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

STAY HOME
Stay at Home#
が共通言語になりつつある週末、
どのように過ごしていましたか?

私は実家の両親と妹と3拠点をつないで
オンラインで顔を合わせて話す時間を持ったり、

自分自身の内面に向き合う時間、

そして
これまで見過ごしていたり、気を向けることができていなかったことに
目を向ける週末でした。

このところ家で過ごす時間が増えたおかげで
今までよりも「さもないこと」を丁寧に行う
機会が増えてきました。

こういう時間が持てるのも、日々インフラを守っている企業やそこで働く人たち、
医療現場に携わっている人たちのおかげです。

丁寧に物事を見るようになると
これまで見過ごしていたり、気を向けることができていなかったこと
が見えてきます。

家の中のことで言えば、
棚の配置を変えたり
野菜の保存方法を工夫するようになったり
料理に添えるものを工夫したり、
ランチョンマットを変えてみたりなど・・・

工夫してちょっとした変化があると、新たな風が入ってくる
日常を好奇心の目で見てみると
「いつも通り」を繰り返している時よりも
創意工夫が生まれ、エネルギーが動きます。

外に目を向けるというよりも、
今あるもので何ができるか

というクリエイティブな目線になります。

すると、アイデアが浮かんできてやってみる、
すると、また次の発想が生まれて

最初想像してなかった展開になっていく。

それは向き合っているからこそ見えてきます。
いかに、今まで慌ただしく暮らしてきた自分に気づかされます。

 

これは、仕事などにも当てはまりますね。

今まで仕事が忙しくてルーティーン業務になっていたり、
あるパターンの中で「そういうもんだ」と過ごしていると、
工夫がなくなってきます。

これまで回っていたビジネスモデルを
いつか見直そうとしながらできていなかった

そういう意味では、これまで見てこなかったものを
見つめ直す機会を今得ているともいえます。

 

今回のコロナによって、
「不可抗力でどうしようもない」ものと、
コロナをきっかけに
うすうす気づいていたけど、手が回っていなかったもの
本当は直視すべきだったのに、距離を置いていたもの
が表面化しているもの
があります。

 

この時大切なのが
「後者を前者から切り離す」ではないでしょうか。

よく、自分でできないものと
できるものを分けて
できるものに力を注ぎましょう

と言います。

これをどう分けるか
がひとつの鍵になります。

多くを前者の不可抗力なものに仕分けていくとと、
「自分では扱えないもの」と自ら分類し、
自ら乗り越えていく発想ができなくなっていきます。

どちらに分類していくかによって
不可抗力でどうしようもない、自分では扱えないものになるのか
なんとかして自分から変えていけるもの
に分かれていきます。

自分で扱えないものは、あきらめる、あるいは、
他の誰かがやってくれる、助けてくれるものと「期待」しがちになり、
期待がかなえられないと、「不満」になります。

この分類は、他ならないあなたが自分で決めています。

一見、会社や身近な人、行政、報道によって決められているように見えるかもしれませんが
私たちは最後は自分で決めているのです。

自分からできることがあるうちに
選択肢があるうちに
自分から何ができるのか、
主体的に動くことによって今と未来が変わってきます

私たちには、
自分から動き出すことによって
恐れからよりも、創り出そうとするエネルギーによって
すでに持っているもの、必要な知見を見出し活用していく
力が備わっています。

今、どのように物事を見るのか、選択するのか
情報を取りつつも、自分で考える
なんでそう思うのか。
なぜそれが大切なのか。
自分から向き合っていくのです。

 

特に、部下やスタッフなどを持つ人は
答えが見えない中で
あなたが「どう考えているのか聴かせてほしい」と
思っている人たちが沢山います。
あなたが話してくれるを待っているのです。

正解がわからないときだからこそ
どうするのかという行動指示や結果だけでなく、
どう捉えているのか、どう考えているのか
何を最優先に考えているのか

どうしてそう思うのか
が求められる機会が増えてきます。

正解が言えなくてもいいのです。
正解はやってみなければ、それが正解だったかどうかわかりません。

それでもあきらめずに前に向かっていこうとする姿に
人は心動かされるのです。

 

大切な時間となりますように。

 

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