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鮎川詢裕子メッセージ
9.82020
うまくやろうとするよりも、目の前に集中する
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
今日は、早朝から予定が詰まっていて
数えてみたら、9件入っていました。
どれも大事なものばかりですので
ひとつひとつ意図的に集中して臨みます。
例えば私たちは、メールを読んでいる時に
他のことを考えだすと
どうしても目の前のことがおろそかになります。
私たちが一度に意識を向けられるのは
基本的にひとつです。
ですので、他のことに気を取られると
目の前のことから意識が離れていきます。
その影響により結局、あとから
確認が必要になったり
メールを読み直したりと、
かえって手間が増えていきます。
このため、打ち合わせや面談など、
コミュニケーションにおいても
何のための打ち合わせや面談かという
目的や意図を意識しながら、
集中することが大事になってきます。
とはいっても、難しく感じることもありますね。
意識がそれていることに気づいたら、
意識を戻します。
毎朝行っている瞑想も同じで、意識がそれたり、
別の考えが湧いてくると
そのことをただ受け入れて
意識を戻します。
その繰り返しです。
こうしたことから、瞑想を続けることによって
集中力が増してくるとも言われています。
今日の予定の中に、初めて会う人を交えて
プロジェクトの打合せがありました。
私は今回からの参加でした。
目的がざっくりしていたのと
これまでの経緯や雰囲気など理解するために
語る「単語」や「言葉」が何を意味するのか、
何を伝えたくて、この人は話をしているのかに集中します。
たとえば、「言葉」
本にも書きましたが、「企画力」という言葉。
何ができたら「企画力」があるというのか、
企画とは何を指すのか?
曖昧にしたまま、話を進めていくと齟齬が出てきます。
「単語」については、
例えば「IT」「コンサルティング」「コーチング」など、
よく使う言葉でも、人によって意味する内容は全く
異なるということがよくあります。
このため、
「〇〇」とはどういう意味ですか?
「〇〇」という言葉を使わないで、説明するとしたら、
どのように説明しますか?
といった、確認も相互理解のために大事になります。
できるだけ流さずに聴きながら、
正直に感じ取ったことを
参加者がそれぞれ言葉にしていきました。
〇〇のように理解しました。
〇〇という感じがしました。
なんかすっきりしませんね。
わかったふりをせず、
うまくまとめようとせず、
それぞれが自分にも、相手にも誠実でいる
ような時間でした。
もし、うっすら感じていた違和感を流して
うまく進めようとしたら
その違和感は、置き去りになり
将来、どこかで噴出する可能性があります。
結果、想定していた時間を越えましたが
やり切った感がありました。
バックボーンが異なる人と話すのは
それなりにエネルギーが要ることがあります。
同時に、だからこそ、自分にはないものを
受け入れることができた時に
これまでとは、異なる世界や可能性が拓いて
いくのでしょう。
打合せから戻ってきたら、
しばらく動けなくなるほど疲労感を感じました。
みんなよく、がんばりました!
おかげさまで、何回分かに匹敵するような
打合せになったと思います。
今日もお読みいただきありがとうございました。
鮎川詢裕子
霊性を事業活動とリーダーシップの発現にいかす
コンサルティングをしています。
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トランジションについてインタビューいただきました。
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