こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

社会にインパクトをもたらす組織集団の変容と、
その変容をリードするリーダーを輩出し、
事業活動の進化とサステナビリティ経営の両立の実現を
支援しています。

未経験の時と、実際にやってみて体験した後とでは
同じものでも、全く違って見える。

そういった経験は誰にでもあると思います。

わた自身も、今まであまり気に留めなかった
登山番組

にっぽん百名山 - NHK

「秋の尾瀬・燧ケ岳 テント泊徹底ガイド」 - にっぽん百名山 - NHK

https://www.nhk.jp/p/100yama/ts/K8938MW1R4/episode/te/ZN6X288JJV/

秋の尾瀬を巡る山旅。好天に恵まれ黄金に輝く草紅葉が広がる大湿原・尾瀬ヶ原や燧ケ岳の頂からの大展望を満喫！テント泊のお役立ち情報を徹底ガイド！初心者も楽しめることから人気の尾瀬！とりわけ秋は、尾瀬ヶ原の草紅葉が一面に広がり、息をのむような美しい景観が見られる！尾瀬のシンボル・燧ケ岳の頂からの大展望も魅力！１泊２日の尾瀬の山旅を満喫するのは女優の工藤夕貴とミュージシャンの藤巻亮太！山の編集長こと萩原浩司が登山のテクニックを分かりやすく実践的に伝授！テント泊の極意を徹底ガイドする。

それが、実際にトレッキングで自分でも似たような
経験をしてきたところだったので、
興味津々で見入ってしまいました（笑）。

ザックの種類や
服装、持ち物の一つひとつが気になり、
テントの張り方や、パッキングの仕方、
歩き方まで、こだわって見ている自分に驚きました。

番組では9月末の尾瀬と燧ケ岳の景色が美しく、
「行ってみたいなぁ」と、
出演者に重ねて自分が歩いているかのような
気持ちで湿原を見ていました。

そして、場面が燧ケ岳の山頂を目指す、
険しい場面に移ると、

まだそういった登山経験がないながらも、
今週、少し険しい斜面を滑りながら登った
経験を思い出し、

こんなふうに、登れるようになりたいなぁ
と、思い描いているのです。

この番組を、トレッキング前に見ていたら、
その時も興味を持ってみていたことと思います。

ただ、一度実体験を持っていると、
より体験した感覚を伴って、そこにいるかのような
気持ちで没入することができます。
これは大きな違いです。

やってみたことを振り返る大切さを
こちらでも触れていてます。

組織力を高めたいリーダーのための「気づく力」の育て方　本当の自分、そして私たちになる

トレッキングが教えてくれたもの

https://kizuki-transformation.com/trekking

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。社会にインパクトをもたらす組織集団(企業・地域)の変容と、その変容をリードするリーダーを輩出し、事業活動の進化とサステナビリティ経営の両立の実現を支援しています。初心者でも大丈夫ですよ～と、お声がけいただき気軽に参加を決めた山歩き＆キャンプ。話が進んでいくうちに、そう気軽ではなさそうだとわかっていました。今回手つかずの自然の中でキャンプをすることになりなんと登山家のまささんこと戸高雅史さんがガイド下さることに！まささんは、チョモランマなどの高所登山...

人の成長にかかわる時、
つい、結果を見て、次に行きがちというリーダーが
多いのではないかと思います。

結果を求められたり、
余裕がなかったり、
プレッシャーがあったりすると、
まだ足りていないところを
求めがちになります。

その時に、先に行く前に本人が体験してきたことを
一緒に振り返ることで、
その体験を活用することができます。

できたことをどう伸ばしていくのか、
また、
次に成し遂げる一つ先のマイルストーンを
一緒に決めていくことができると、
本人が自分の体験を広げて成長しやすくなります。

私がこれまで、様々なトレーニングを受けてきて、
最も役に立ったひとつが、
14日間にわたる心理変容をもたらすトレーナーとしての
トレーニングです。

トレーナになる人のためのトレーニング。

トレーナーの資格を得るために
このトレーナーズトレーニングを受ける必要があり、
これまでいくつもの種類を受けてきました。

たいていは、トレーナーとして、
教える内容を実際にやってみる
そのためのやり方を教える
ものが多いです。

しかしながら、最も役に立ったトレーニングは、
参加者に沢山の心理変化や意識変容をもたらす内容になっていて、
やり方はほとんどありませんでした。
参加しながら、ワクワク感と同時に自分の変化を感じる内容です。

それを、1日に1度、1.5日に一度といったように
定期的に振り返りの時間が設けられました。
私たちをトレーニングしているトレーナーが
どんなことをやり、どんな心理変化が起きたのか
細かく分析することを求められたのです。

そして、その気づきを次の演習で
我々受講性はいかすように自然となっていきました。

トレーナーのクリスはよく言いました。
人が本当に学べるのはやっている時ではない。
振り返った時なのだと。

実際に体験をしている時は、その状況に没入していて
そこで自分なりに実践することしかできない。
それを客観的に振り返ることによって、
初めて意味を見出すことができるのです。

そして、その学びを次に生かしていくことが
できるようになっていくのだと。

確かに、このトレーナーズトレーニングは
受けてから十数年経った今も
あらゆるトレーニングプログラム設計の
指針になっています。

そういった意味では、昨日ご紹介した企業でも、
第一フェーズで何を行ったのかを
振り返りをしっかり行い、活かせれば、

メンバーの一体化や今後に向けての組織変革提案を
どのように構築することができるのか、
今後に応用できるはずです。

ぜひ、何かを行った後、次にすぐに行くだけでなく、
やってきたことを振り返り、活かす
取組みを考えてみてください。
そこには大きな成長の鍵が存在しているのです。

この振り返りをつかって、どうやって
部下やクライアントといった相手の進化・成長にかかわるのか。
そのコツを、お伝えしているのが
実践！フィードバックのコツセミナー
です。

来年また開催していきます。
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先行案内させていただきます。

今日もお付き合いいただきありがとうございます。

鮎川詢裕子

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