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鮎川詢裕子メッセージ
10.252020
循環型社会を家庭から
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
人と組織の能力開発と温暖化を逆転(ドローダウン)に向けた事業支援、
コンサルティングを行っています。
コンサルティングといっても、教えない自ら気づくコンサルティングです。
昨日、前から一度お会いしてみたかった、
たいら由以子さんのコンポストのセミナーに参加しました。
「コンポスト」という言葉を聞いたことはありますか?
「コンポスト」は、生ごみを
たい肥化することができる魔法の入れもの。
野菜の切りぐずや、卵の殻、コーヒーかす、
痛んでしまった食品などを
コンポスト基材の中に入れて
かき混ぜると、たい肥になっていくんです。
たい肥とは、生ごみなどが微生物によって完全に分解された有機肥料です。
これまで「コンポスト」は、トライしてみたかったけど
ハードルが高そうな印象を持っていました。
一般的には、こんなイメージでしょうか。
きっとこれができたら素晴らしいのでしょうが、
難しそうな印象があったのと、
マンション暮らしの私にはハードルが高い。
前から興味がありましたが、難しそうなイメージがあって
なかなか踏み出せずにいました。
たいらさんのコンポストは、おしゃれで手軽に始められそうで
初めて知った時に「これなら!」と嬉しくなったのを覚えています。
今回、そのたいらさんが、ドローダウンのクラウドファンディングで
なんと!賛同人になってくださったんです。
こんなつながりができてびっくりしました!
それがご縁でクラファンの「リターン」に
コンポストを提供してくださったんです。
このページの一番上のバックのような画像がありますよね。
これがたいらさんが開発した都市型コンポスト
なんです。
このグレーのフェルトのような専用バックは、ペットボトルを再利用したものです。
たい肥を研究してなんと23年のたいらさんのコンポストが
届いて、箱をあけると、
パンフレットが入っていました。
コンポストを始めることによって、
固形だった食べ物が分解されるので
もう一度土に還すことができます。
私もようやく始めてみました!
食べ物
↓
生ごみ
↓
コンポストに入れる
混ぜる
内側の専用紙袋の口を閉じる
バッグのチャックをして、ぶら下げる(下に通気性を確保する)
生ごみ投入して混ぜるのを2カ月くらい繰り返して
3週間熟成させる
↓
たい肥
↓
たい肥を使って野菜などの食べ物を育てる
↓
食べ物ができる
という循環がつくれてちょっと感動的です
ゴミ箱にいれたら、日本の場合、
ほとんどの場合、焼却します。
生ごみは、ほとんどが水分で燃えにくいので、
たくさんのエネルギーを使います。
それはすなわち、
たくさんのCO2を排出につながります。
コンポストを使うことによって、炭素を大気中に出さずに
地中に留め、微生物を育て豊かな食物の育成に
役立てることができるのです。
炭素は悪者だと印象を持ちがちだったりしますが、
炭素は自然の恵みを育ててくれるのに役立つのです。
私たち人間の身体の16%ほどは炭素だそうですよ。
こちらでは、18%となっていました。
以前なら、出張であちこち動き回っていましたが、
コロナのおかげで、在宅が増えて
健康について考えた食生活に興味を持っている人も
増えているのではないでしょうか?
LFCコンポストの詳細はこちらからご覧いただけます。
こんな身近に自然のサイクルにかかわれるなんて
幸せで癒されます。
ちなみに、ドローダウンによると、コンポストは
CO2の排出削減ランキングの60位です。
そして、食料廃棄の削減がランキングの3位です。
大がかりなコンポストから、今回のような手軽なものまで
その人の暮らしに合わせてできるのが
魅力ですね。
そうそう、昨日のセミナーでなるほど!と思ったのは、
コンポストは災害時にも役に立つということ。
①食料を育てられる
②トイレが使えない時にコンポストを使うことができる
特に②については、災害用トイレを準備しているものの、
現実的ではないなと思っていたので、大変参考になりました。
災害用にもうひとつ買い足しておこうと思います。
やってみると簡単です。
よかったら皆さんもお試しになってみてくださいね。
今日もお読みくださりありがとうございました。
鮎川詢裕子
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