- Home
- ライフスタイル・日常, 自分につながる 「私」に気づく
- クリスマス・イブの報告
鮎川詢裕子メッセージ
12.242020
クリスマス・イブの報告
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
DRAWDOWNドローダウンを活用した
サステナビリティ経営推進による企業価値の向上と
その変容をリードするリーダーの輩出を支援しています。
今日はクリスマス・イブですね。
昨年からクリスマス・イブは
別の意味合いも持つ日になりました。
昨年の23日から24日に日付が変わった直後、
大切な友人が召されていきました。
中国での仕事のパートナーであり、
心の友でした。
大きな会社の組織変革やリーダーシップ開発プログラムを
イチから開発していくにあたっての、
現場での最大の応援者でもありました。
クライアント企業も驚くような大きな変化を
海外で起こせたのも、彼女の存在があったから。
そういった面がたくさんあります。
そして、毎回各地の美味しいレストランや、
名所や、スパまで見つけてくるセンスを持っていて
大変だったけど、とっても楽しかった。
彼女も私と出会って、私のプログラムを通訳することによって、
そのプログラムの考えが少しずつ身につき、
「人生が変わった」
とよく言ってくれました。
家族にも、「こういう時、鮎川さんなら何というでしょう?」
と、話しかけていたそうです。
彼女にガンが見つかって、そこから彼女の人生が
変わっていきました。
どんな時も希望を失わず、弱音を吐かなかった彼女。
彼女は、もう私の通訳はできないけれど、
拙著「最高のリーダーほど教えない」を
中国語に翻訳してくれると言ってくれていました。
病室にも何冊も書籍を置いて、
来る人に話していたそうです。
昨年後半に日本で入院。
最後の時間を一緒に過ごすことができました。
私は彼女になにができるのだろう?
そう自問しながら、変化していく彼女の元に通いました。
献身的なご家族。
そして世界中からお見舞いに人が病室に訪れました。
時期がきたら、上海のこの美しいお墓に
必ずお参りにいきますね。
ドローダウンの活動も、応援してくれていました。
上海でのワークショップも、体調の関係で
参加が叶いませんでした。
「ドローダウンの本が出たよ」と報告したら
どんな顔をして喜んでくれるでしょうか。
喪失感が続きましたが、「どこか遠くにいる」
そして、「いつも心の中に生きている」
と徐々に思えるようになってきました。
そしていつでも、心でアクセスすると
彼女の存在を感じることができます。
1年経つごとに、彼女に報告するような
気持ちで過ごし続けるのかもしれません。
今日もお読みいただきありがとうございました。
鮎川詢裕子
メールマガジンでは、ブログに公開しない
事例や先行情報などをお伝えしています。
登録も購読も無料ですので
ぜひ、ご登録ください。
事業相談、コンサルティング、取材、講演等につきましては
こちらより、お問い合わせください。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。