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鮎川詢裕子メッセージ
11.142020
サービスの価値を上げるもの
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
今日は夏から準備を進めてきた
新しいお墓の開眼法要でした。
いずれ両親が入るためのもので、
お坊さんにお経をあげていただくことで
お墓に霊験(れいげん)が宿るのだそうです。
跡取りがいないとお墓が買えないなど、
購入に条件があることも多く、
両親のみが入る予定のため、
今後の供養をどうするのか、
またどこに建てるかも課題でした。
お墓はいらないのではないか
という話題も出ました。
ただ、それは人それぞれ価値観もあります。
この何年も前から、話題に上がっていた
お墓どうする問題は、
高齢の両親の友人・知人が亡くなる人が増えてきて
また、コロナ禍になりなかなか会えなくなる中
高齢者本人、そして家族にとって、
身近なテーマになってきました。
似たようなテーマをお持ちの人も
いるのではないかと思います。
あなたの場合はいかがですか?
そんな中、ある偶然が起きました。
昔から通っている祖父母が眠るお墓のある
お寺の一角に小さなスペースが
少人数用のお墓として購入できるのを
お墓参りの際、知ったのです。
募集残はあと僅かでした。
実は、昔からここのお寺さんに
墓地を持てたらいいなぁ
と、両親も思っていた場所でした。
祖父母が眠る近くなら安心だろうし、
今後も一緒にお墓参りに来ていただける
かもしれないと、父から購入の相談を受けて
ホッとしただけでなく、よかった~!と
心から嬉しくなりました。
お墓を購入し建てるプロセスにあたって
住職が丁寧に説明の時間をとって下さり、
祖母との想い出など、つながりを感じられたのも
有難かったですし、
さらに、今回お墓を立てて下さった
石屋さんとお寺が連携して
石選びからデザインはもちろん、
墓石に関係がないことも含めて、
丁寧に寄り添ってくださったのも
有難く、支えていただく存在になっています。
それぞれの墓石候補の特徴や、
どのような過程でつくられるのか、
どうしてその過程でつくられるのかなど、
これからずっとお世話になる墓石が
どんな意図でどうつくられているかが
石への愛情とともに伝わってきました。
単にお墓を建てること
を行っているのではなく、
建てる本人、家族が最適になるよう
全てはそこに根差したありかたが
行動の一つひとつから伝わってくるのです。
丁寧なやり取りや配慮が
メールなどからも伝わってきて、
彼らの対応から
本物のサービスとはこういうものを
いうのではないか
と、刺激を受け勉強になっています。
そして今日。
コロナが拡がりつつある中ながら、
久しぶりに数家族が集まってくれて
有難い法要になりました。
石屋さんも来てくださって
今日もお世話になりました。
提供するものやサービスの品質はもちろんのこと、
それにまつわる小さな配慮の積み重ねや
あり方がそのものが、サービスの価値に
なっていくということを改めて認識し、
そしてありがたい貴重な法要となりました。
あなたが信頼を置いてたり
満足を感じるサービスとは、
どのようなものですか?
今日もお読みいただきありがとうございました。
鮎川詢裕子
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