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鮎川詢裕子メッセージ
10.12020
中秋節に大切な人を想う
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
今宵は中秋の名月。中秋節です。
昨夜の天気予報で、見るのが叶わないと
言われていたまんまるのお月さまが
東京の夜空にも現れてくれています。
こうして月を見れることを幸せに思います。
中秋節の今朝、ピンポンが鳴って自宅に届いたのがこちら
そうです。月餅です。この時期の月餅を中秋月餅ともいいます。
昨年末に亡くなった大切な友人であり、中国での仕事上のパートナー
のご家族からでした。
中華圏では中秋節に月餅を贈り合う習慣があります。
友人のご家族と、中国のSNS、微信(we chat)で、
「中秋快乐(中秋節おめでとうございます)」
「月がきれいですね」と
挨拶を交わしながら、彼女のことを思い出します。
中国の人にとって、微信(we chat)は
人とのつながりそのもの。
トランプ政権が米国での配信禁止を打ち出していて、
一時的に差し止めになっています。
これは中華系の人たちにとっては相当な打撃に違いありません。心が痛みます。
中国では情報規制があって、とても貴重な通信手段なのです。
普通に暮らしている人には
facebookもGoogleにもアクセスすることが叶いません。
zoomは最初個人も使えていましたが、途中で使えなくなり、
現在、企業だけがアカウントを持つことを許されています。
話を中秋節に戻します。
家族から月餅をいただいたように
上海に住んでいた時にも、
彼女が自宅に届いた月餅をよくおすそ分けしてくれていました。
その時、こんなにおしゃれな月餅があるんだと撮った写真。ホテルの月餅です。
中国では毎年、夏前からホテルやレストランで月餅の広告が
貼り出されます。
こちらはスターバックスの月餅のポスターです。
毎年、ものすごい月餅商戦が繰り広げられています。
こちらは数年前の別の上海の友人からのいただきもの。
中国の友人やパートナー、クライアントさんたちのことを
よく思います。
今、中国に入ると、2週間の隔離期間。
半年前にも、知人が家族と離れて、上海に戻っていきました。
ずっと、日本に戻らずに、中国で頑張り続けている
友人たちを思うと何とも言えない気持ちになります。
ずっと上海に住んでいて、
コロナをきっかけに日本に戻った知り合いたちは
中国での居住権をなくし、今は中国に戻っても
住み続けることが叶いません。
世界中で起きているホンの一コマに過ぎなくても
その人からすれば、まさに今起きていることなのです。
国際便も9割ほど減っている中、少し前の中国の空港でのショットです。
つい涙ぐんでしまいそうになります。
中秋節に月を見ながら
月を見たときに、それぞれの人たちが大切な人と
心を通わせる大切な機会になればと思います。
大切な人と離れて、奮闘しているすべての人たちに
心からエールをお送りしています。
今日もお読みくださりありがとうございます。
鮎川詢裕子
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