鮎川詢裕子メッセージ
8.12020
人の反応が気になるリーダーシップ
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
霊性を事業活動とリーダーシップにいかす
ほぼ教えないコンサルティングをしています。
教えるのではなく自ら気づいた時に
人は劇的に変わり始めます。
8月に入り、ようやく梅雨明けを迎えて
夏空がやってきました。
これから一気に暑くなりますね。
そんな今日、デンマークの友人から写真が届きました。
写真の右奥にテーブルが見えます。
友達と子供と一緒に
エコロジカルガーデンにいるのだそう。
これなら感染リスクが少ないですね。
みんな、それぞれの状況で
暮らしています。
そして、デンマークの人たちは、
冬が長く暗いので
短い夏を大切に存分に楽しみます。
一瞬一瞬を味わい尽くすかのように。
送ってもらった写真を見て、嬉しくなって、
以前デンマークで撮ったものを
iPhoneで探してみました。
こちらは春の風景。葉が輝いています。
デンマークの道を車で走ると、
家の外にテーブルがある家をよく見かけます。
それくらい、できるだけ
太陽を満喫したいのです。
また、
デンマーク人の友人たちは
英語を普通に話します。
そして、人によっては
スペイン語やドイツ語も話します。
島国の日本では、考えられない話です。
「すごいなぁ~」と言うと、
小国であるため
デンマーク語で提供されるものが
圧倒的に少ないし
アプローチできる文化や情報が限られる
それで、他の国の言葉を
覚えるのだそうです。(友人談)
他者に合わせたコミュニケーションを
していることになります。
* * *
コミュニケーションと言えば、
相手を尊重したコミュニケーション
が大切である
他者の世界地図を尊重することは
コミュニケーションの根本条件である
これは、
コミュニケーションのトレーニングで
よくあつかう内容です。
なのですが、一方で
人目が気になって、本当のことが言えない
みんながどう思っているのか気になって
決断しにくい
上司に聞いてみないと判断ができない
仕事を進めるうえでみんなで仲良くやりたい
といったこともよく起こります。
特に、リーダーシップを発揮していく上で
人の反応を気にしすぎると
仕事が前に進まないばかりか
成果が出にくい
目標達成しにくいと言われています。
人間関係を気にするあまりに
任務の遂行が後回しになるからです。
そして、自分がどう考えているのか
何を信じているのか
が後回しになって、他の人の判断に依存する
そんな展開になってしまう
そういう経験はありませんか?
私も思い当たることがあります。
これは成果につながらない
もったいないリーダーシップです。
ここには2つが起因しています。
ひとつは自分の価値観
「何を大切に生きているのか」
ということと、
ふたつめが、その人が信じている物語です。
その人が信じている物語とは、たとえば、
「人に良く思われなければ価値がない」
「上司によく思われないと会社で生きていけない」
「人に合わせて生きている方がうまくいく」
といったものです。
この物語は「思い込み」とも言われ
その人の思考や行動の制約になるものです。
役に立っている時にはいいのですが
それによって、
自分らしく成果を出せなくなっている
としたら
とてももったいないとは思いませんか?
でも大丈夫です。
ここをしっかり、見つめていくことによって、
その人なりの道が見つかっていきます。
リーダーシップを発揮の仕方はひとつではありません。
その人なりの生き方でもあるのです。
今日もお読みくださりありがとうございました。
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