鮎川詢裕子メッセージ

変化への向き合い方

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

NewsPicksでの配信を見て、時代の変化を感じています。

こういった取り組み、少し前なら考えられなかったのでは
ないでしょうか。

小泉大臣と考える「環境問題のニューノーマル」
(概要と冒頭部分を観ることができます。)

こちらにて、無料で前半部分を公開しています。

環境大臣が出演し、ほぼ台本なしのフリートークです。

実際見てみると、いつもニュースで見ている印象とは
異なる部分を発見するのではないでしょうか。

話題は、日本発で9月3日に行われた
「Platform for Redesign 2020」という
新型コロナからの復興と気候変動・環境対策に
関するオンラインでの閣僚の国際会議
の話から。

初めての試みで、どれくらいの参加が
あるのか、わからなかったそうです。
フタを開けてみたら、96か国

こんなチャレンジをしているんですね。
こちらから、様子を見ることができます。

この他にもコロナ後の今の世界の共通認識として
・再生可能エネルギーをより導入する
・電気自動車をより増やす
・EU圏でコロナによる大企業の救済・資本注入の際
には、気候対策の実施を条件とするところが増加
日本もやっていく必要がある。

多様性の大切さなどをはじめ、
今、どんなことに取り組み、実現しているのか。
個人的にどんな取り組みをしているのか。
が垣間見れました。

私が印象的だったのは、デフォルメして表現すると
物語の必要性です。

コロナ後の社会はこんな社会になったらいいね
といったこんな未来に向かっていくんだ
という希望の持てる未来を描くこと
の大切さです。

これは、本当に必要ですね。
どこにむかっているのか、わからない時
希望が見いだせない時に
私たちは喪失感や停滞感
感じやすくなります。

番組ではある世論調査を紹介していました。
それは、
気候変動対策を行うとあなたの生活の質は上がるかどうか?
という問いです。

ヨーロッパと日本ではどんな違いがあると思いますか?

ヨーロッパ:生活の質が上がる

日本:生活の質が下がる。我慢を強いられる

こんなにも大きなイメージの違いがあるのです。
確かにヨーロッパでは、使い捨てプラスチックの禁止など、
対応が早いです。
ここには前向きなイメージがあるからです。

日本で、こういったイメージが大半だったら、
対応は進み、実現するでしょうか?
私たちがイメージしたことが実現していきます。

こんなときだからこそ、前に向かっていくための
希望やあきらめない理由が必要
になってきます。

これは、私たち個人や、組織・会社でも同じです。

こんな環境ですから、すぐにこの先の物語を
描くのは難しく感じられるかもしれません。
私も、そう感じる時もあります。

けれども、身近な人と、どんなことを感じているのか
何でも話せるような環境をつくって
気持ちを語り合ったり、していくうちに
整理されて見えてくることがあります。

事実をしっかり見ながら、本当に大切にしたい
ことを大切にしていく未来を
築いていきたいものです。

冒頭の番組はNewsPicksだから実現できたこと
に見えるかもしれませんが、こういった機会は
これから増えていくのではないでしょうか。

多様な人たちが集い、
意見や考えを交わすからこそ

今までにない、発想や取組みが生まれます

これを観るWEEKLY OCHIAI層の人たちにも、
こういった情報が届くというのは、
新たな時代の幕開けなのではないかな、と。

その環境大臣がWebメディアに出演するのも
フラットな感じがしませんか?

出演者も、思い思いの服装です。

「こうでなければならない」という枠を超えていくことで
見えてくる世界があります。

話している内容というよりも、
こういった試みが行われていることに希望を感じました。

答えが見えない中でも、
こういった場に出ていく勇気。

いろんな事情がある中でも
耳の痛い話にも耳を傾け、
自分を偽らずに、誠実にあろうとする姿は、
共感を呼びます。

きっと、事業活動においても
組織運営においても
思い当たるな状況があるのではないかと
思います。

特にリーダーや経営者であればなおさらです。

お客様との取り組みや
プロジェクトにおいても、
同じことが言えるでしょう。

ついつい、面倒なことから距離をおきがち
になることもあります。

しかしながら、
こんな時ほど、多様な人たちが
手を携えていくことが大事になってきます。

心を開いて、あなたが自分らしさとつながり
逃げも隠れもせず、誠実にとかかわる
ことで、これまでの常識が切り替わり、
これから先にやってくるといわれている

私たちが本当の意味で成長するための
通過儀礼を生き抜いていくことができるのです。

今日もお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて

鮎川詢裕子

霊性を事業活動とリーダーシップの発現にいかす
コンサルティングをしています。

「内容を知りたい」という要望にいただいていて
なんとか、お応えできないか。
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しました。

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