鮎川詢裕子メッセージ

お水と高野山をめぐる旅

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

毎年、この時期に2回関西地方を訪れ
高野山と京都で過ごすのが
ここ数年の習慣になりつつありました。

毎年高野山を訪れるのは8月末。
その前にふもとの橋本のお水の宿 このの に一泊し、
毎年、重岡社長からここに湧いている不思議なお水
金水 銀水 銅水 の物語とともに、
海外の研究者と共にと行っている水の研究の状況を
数時間かけて伺います。

こののに湧き出た3種類のお水にはそれぞれいわれがあって
遠方からも取り寄せている人が沢山います。

ここの水で咲いている蘭の花は5年も咲き続けていて
その水を科学的に解き明かす研究に取り組んでいるのです。

年々高度になっていく説明ですが、
想いと水とは関係がある
ということが研究によって証明されています。

このののお湯で準備を整えて
高野山の昔ながらの宿坊に向かいます。

高野山は8月27日の護摩焚きに合わせて
空海が起居していた庵のある宿坊に泊めていただきます。

この奥に空海の起居があったといわれています。

そして護摩焚へ。
こちらは高野山で唯一1200年前の護摩焚を行っています。

お堂はろうそくの灯りのみ
変化し続ける炎とともに
特別な有り難い時間。

間近で見る密教の所作の美しさと火の熱さとともに
徐々に意識がその場に溶けていきます。

目の前で火が生きているかのようです。

護摩焚の余韻のまま、倍音声明(ばいおんしょうみょう)へ。
毎年教えていただいている金蔵院葉子先生によると、
倍音声明とは、大勢で声を出し、
その音の集合体の中に身を置くダイナミックな瞑想法です。

母音(ウオアエイ)を低音で連続的に発声することで、
無限の体内空間を感じたり、色々な音を感じたり、
日常では味わえない、神秘的な世界です。

円の中に入って音を体感したり、
いろいろな感じ方も体験します。

護摩焚で般若心経を唱える時もそうですが、
倍音声明でも
声とともに出ていくものがある
ように感じています。

 

普段行っているセッションでは
セッションを受ける人が
これまで人に話したことがなかったことを
打ち明けることによって、
声に載せて外に出すことによって
気づきと同時に浄化が起きる
ことがあります。

般若心経や倍音声明にも
同じような効果があるのではないか
それらが持つ周波数と関係していると
感じています。

わりと声が続く私は、
気づかないうちに頑張りすぎていたようで、
最後の方は声が続かなくなり声を出すのも
やっとという思いがけない状況に。

この経験を通して、声を大きく出さずとも
倍音につながると学びました。

これは前日このので重岡社長から伺った
「量と効果は関係がない」に通じます。

この「量と効果は関係がない」という言葉は、
実は最近よく耳にします。

現在、音響振動学を学んでいます。
音の振動を使って心身の状態を調律していくものです。
周波数によって、心身の状態は変化しています。
そこでも同じことを言われます。

研究によって、ピアノの調律のように
周波数によって、心身の状態を整えていきます。
このときも、瞑想のように考えを手放して
行うと効果が出やすくなります。
がんばる必要はないのだそうです。

話を宿坊に戻します。
ここでは、国宝級の美術品の中でまる一日を過ごします。
たまに行くと、美術館に行っていてないものもあります(笑)

夜は阿闍梨のお話。
音と認識に関するテーマ。
興味深いことに、少し前の夕食時に
たまたま話していた滅多にない話題の
キーワードが出てきます。

このように同じようなキーワードが
自然に出てくるような時には
意味ある偶然として
メッセージを含んでいた
後から気づくことがよくあります。

このように年に一度
こののと宿坊だけをメインで巡る旅。

敢えて2か所でじっくり過ごすことが
何とも贅沢でリフレッシュにできます。

年に一度だけ会う人ともなぜか家族のような
つながりです。

今年は敢え無くあきらめましたが
少人数で敢行されていました。

「今年お会いできずに、ずっとあなたのことを考えていましたよ」

その言葉に意識は高野山へ
あたかもありありと今ここにあるように
イメージすることによって、お水と高野山の旅に
癒されるのでした。

今日もお読みいただきありがとうございました。
鮎川詢裕子

こんな遊びも楽しみです(笑)

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