鮎川詢裕子メッセージ

信頼と共感

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

来週21日からのクラウドファンディングの準備で
すっかりカオス状態に突入している
この頃です。

初クラファン主催者のため、
どんな雰囲気で進むのか、
何をどのタイミングで行うのか
読めないまま突入しました。
経験者の仲間、共同主催者がいてくれて
本当によかったです。

クラウドファンディング用の
ページ作成の締切が迫る中、
各方面に連絡をとって進めていて
それぞれの人たちが最善を尽くしています。

PRを手伝ってくださる方
プロジェクトに賛同いただける方
一緒に考えてくれる人
実際に各種必要な動きをする人など
多くの人たちに助けられて
過ごしています。

ヌケ・モレがないか
必要なことができているのか
整合性など
ドキドキしながら
やりくりし準備をすすめています。

*  *  *

そんな中、昨夜は
毎年、ファカルティの一人として
コーチングを担当させていただいている
ISL(特定非営利活動法人 アイ・エス・エル)さんの
経営者養成プログラムの最終日でした。

毎年、最終日は選抜制で
自社の社長就任演説があるのです。

つまり、自社の社長になったつもりで
就任スピーチを行うのです。

このプログラム自体は約1年にわたります。

この間、上場企業を中心とする企業の
将来の経営者候補の皆さんが
プライベートがほぼなくなる状態で
10カ月近くもの間
とことんこのプログラムに向き合います。

毎年傍で見ているだけで
相当ハードな様子が伝わってきます。

それに加えて今年はコロナによって
会えないだけでなく、
経営環境の大幅な変化の中
会社の業務を行いながら、
このプログラムに向き合ってこられたのです。

今後の経営について考え抜いて
迎えたこの日となりました。

いつもは会場まで足を運ぶのですが
今年はオンライン開催です。

5時間超に及ぶ選抜代表者の演説と
最後の表彰まで、オンライン参加とはいえ
ずっとカメラをオンにして参加です。

5時間以上、今年もほぼ休みなしの
真剣勝負です。

演説では、どれだけ正しいことを言ったとしても
聞いている人たちが
「この人についていきたい!」と
思わなければ、意味がありません。

そこで、信頼と共感をポイントに
登壇者を評価していきます。

どうしたら、「この人となら」と
感じてもらえるのでしょうか?

そう思いながら、
今年も一人ひとりのスピーチを
聴かせていただきました。

ポイントはたくさんありますが、
・どれだけ会社の事業について考えてきたか
・どれだけ覚悟を決めているのか
・誠実さ

そして、
・社員や社会、環境への思いやりと配慮
・聴いてるだけで情景が浮かぶ
 ストーリーを通して伝えたいことを語る
・わかりやすい言葉で話す
から伝わってきました。

後半の3つは、技術的なものでもあるので
気をつければ、ある程度できるようになります。

しかしながら、
最初の3つは、にじみ出てくるもの
です。

また、ここに書いた「誠実」とは
他者に対してだけでなく
自分に対して「誠実」だということです。
正直で嘘がない。

本当に心から思っていることを
ありのままの自分を出している
と感じさせるのです。

もちろん、社長としてなので
ありのままを出し切れない部分も
きれいごとだけでは済ませられないことも
あることでしょう。

それでも、なんとかして
ギリギリの最善を尽くそうという姿
が伝わってきました。

考え抜いて、練習を重ねて
語られる言葉と姿から
存在感が伝わってきます。

半年前にお会いした時とく比べて
格段に存在感が増しているのです。

今年はオンラインでPCの大画面で観たせいか
余計に伝わってくるものがありました。

切磋琢磨し続けたからこその姿に、
信頼と共感を覚えました。

この仕事に関わらせていただけることを
毎年、光栄に思っています。

数年たってから連絡くださる方もいます。
画面越しに、過去に担当させていただいた人たちの
懐かしい顔を見つけられて嬉しかったです。

そして、また次の年に「留学」される
皆さんとご一緒させていただけるのを
今から楽しみにしています。

ありがとうございました。

 

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