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鮎川詢裕子メッセージ
8.302020
時間の花、星の時間
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
組織と個の本来の力を発揮するために
霊性を経営にいかす道すじを一緒につくっています。
8月最後の日曜日の午後。
テレビをつけたら飛び込んできたのが
こちらです。
「100分で名著」で「モモ」が
取り上げられていました。
子供向けの本と思いきや
大人向けに深い意味が込められた
まさに名著です。
ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この本のテーマは「時間」
そして「生きる」を考えさせられます。
大好きなテーマなので
モモの世界に惹きこまれていきました。
物語の中で「時間の国」に着いた少女モモは
「時間の源」を見に行きます。
この物語の中で「時間」は、
たった一度しか咲かない美しい花
すなわち、「時間の花」として描かれています。
振り子が遠ざかっていくと、美しい花はしおれて
散り尽くしていきます。
そして、また新たなにおい立つ、
さっきとはまったく違う花が咲くのです。
ひとつ咲くごとに、これぞ一番美しい
という花が咲いていきます。
「時間はいのちそのものである」
ということが、豊かに伝わってきます。
みずみずしくその瞬間である「時間の花」を生きている
それこそが、「今を生きる」ことなんだよ
と教えてくれるかのようです。
逆に時間だけを気にして生きるのは
「時間の花」を生きているとは言えません。
さらにもうひとつ、この物語には
「星の時間」なるものが登場します。
「星の時間」とは、どんなあらゆるものも
たった1度きりしか起こりえないようなやり方で
互いに働き合う瞬間のことをいいます。
運命の出会いや
今しかありえないチャンス、
このタイミングだからこそ起きるもの
です。
この瞬間を逃したら、もうそれはやってこない
というタイミングです。
ただし、人間はたいてい
この「星の時間」の瞬間に気づかない
もし、気づくことができたら、
世の中に大きなことが起こる
といわれています。
モモを見ながら朝のミーティングのことが浮かんできました。
5月頃から、毎週日曜日は7:30から打合せです。
泣いても笑ってもクラウドファンディングが
始まって1月以上経ち、あと3週間。
この期間はもう二度と戻ってきません。
実はこのクラウドファンディングに至ったのは
星の時間のおかげです。
全く知り合いでもなんでもなかった人たちが
絶妙なタイミングで出会い
この機会を持つことができたのです。
この意味につながり、みずみずしく
におい立つように過ごすとしたら
花の時間を過ごすことになります。
しかしながら、豊かな時間を過ごす代わりに
時間に追われ始めたら、
しなければいけないに囲まれていたら
同じく物語に登場する「時間泥棒の灰色の男たち」
に時間を乗っ取られることになります。
「花の時間」を手放すことになるのです。
改めて、もう二度とこないこの機会を通して
何を実現するためにこの取り組みを行っているのだろう?
その実現のために、何を大切にしたいのだろう?
と、いう想いが内側に湧きあがってきました。
この本がもたらしてくれている
私たちの今の暮らしをより豊かにしてくれる知恵と
調和のとれた未来を創り出そうとしている
愛情にあふれれたスピリットを
多くの人たちと分かち合いたい
その想いから動いているのに他なりません。
まだまだ、個人的に連絡できてない大切な方々がいて
また、すでにご支援くださった皆さんにも
個別のお礼と書籍予約ができるようになっている旨
ご連絡をし切れていない。
また、ご支援の声にすべてに返答が追い付いていない。
そんな申し訳なさを感じながらも、
できていること、できなかったことを
受け入れつつ、豊かなみずみずしい源とつながり
大切なことに取り組んでいこうと心を新たにしました。
そんな日曜の今日も、クライアント企業や
公開講座の参加メンバーの間では、
響き合うやり取りが行われています。
この人たちも、「時間の花」を過ごしている
そう思うと、豊かな時間につながり
エネルギーが湧いてくるのでした。
今日もお読みいただきありがとうございました。
感謝をこめて
鮎川詢裕子
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トランジションについてインタビューいただきました。
くみちゃんこと馬場久美子さんが丁寧に聴いてくださいました。
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