鮎川詢裕子メッセージ

前に進む自信がないとき

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

やりたいことがあっても、動き出す勇気がない、
あるいは、自分に自信がない。
自信が持てずに行動が起こせない。
自分にそれをする資格はあるんだろうか?

多かれ、少なかれ
こういった経験をしたことがあるのではないかと思います。
私もよくあります。

同時に、時折そういった経験をしたことがない人もいます。

あなたはいかがですか?

数年前のある時、
リーダーとして、ロールモデルとして世界に影響を与えている
ある女性の話を間近で聞く機会に恵まれました。
その人は、世界規模の課題解決とビジョンを持って
人々を巻き込んでいます。
それでいてとてもチャーミングなので、いつも話を聞く度、
インスパイアされ、尊敬している女性です。

いつも彼女を見て、どこにそういうパワーがあるのだろう?
どうしてこんな大きなプロジェクトを誠実に、エネルギッシュに
進めていくことができるのだろう?
彼女のリーダーシップの源はどこにあるのだろう?
と、かねてからずっと思っていました。

すると、会場にいた誰かがその質問をしてくれました。
思わず身を乗り出して、どんな答えが返ってくるのか
待っていると、
「私は地球の楽器に過ぎない」
と、にこやかに語ってくれました。

「地球の楽器」
それは、大きなビジョンを自分を通して、奏でている。

自分に自信があるかどうか、というよりも
より大きな目的につながって、それが私(彼女)を動かしているに過ぎない。
と、語ってくれたのです。


メンターの一人、リン・ツイストさん

マザー・テレサ、ネルソンマンデラ、ダライ・ラマ法王らとの
逸話に感動します。
興味がある人は、ソウル・オブ・マネーという本を
読んでみてくださいね。

彼女の縁で、南米アマゾンへの旅が叶い、
ドローダウンへの道がつながっています。

実はこれまで偉業を成し遂げてきた人たちも
自信があったからできたというわけではない。

ある本を読んだ時にこのようなフレーズを見つけて
そうだったのか!
と驚き希望を感じたことがありました。

その人たちは同じく、自分がどうかよりも、
自分を突き動かす目的があったからこそ、
自分を使って、目的を成し遂げることができた
人ばかりだったのです。

その偉業を成し遂げた人達の多くは、
自分に自信を持てていなかった
のです。
マザー・テレサすらそうであったそうです。

自分がどう思われるか、
自分に自信がないから動けない
というのは、ある意味自分を守るため、
安全地帯から外れることを恐れる感情から、
保身に動きがちになります。

しかしながら、自分を超えたより大きな目的に
繋がることができると、人は大きな力を発揮します。

自分のためよりも、大義による自分を超えた何かのため
に、力を発揮していくということになりますね。

 

私たちには、自分を守りたい、安心したいという欲求が確かにあります。
それ自体はいいとか悪いとかいうものではありません。
人間だったら、当然持っている感覚です。
その恐れの感覚も自分の一部であると受け入れた上で、

本当に自分が心から成し遂げたいと思っているものは何なのか?
あなたを突き動かすものに、もし出会ったとしたら、
これか!
とわかるはずです。

もし、
恐れや自信がない
やり方がわからない、
自分はふさわしくない
といったところでストップをかけているなら、

そこまでしてやる必要がないものか、
それを成し遂げた時の大きな意義があるはずなのに
目前のプレッシャーなどでそれが見えなくなり、
大義を実感していない可能性があります。

私自身は、自分が温暖化のことを伝える資格があるのか、
リーダーシップ開発を行うことなんてできるのか、
などなど、
これまで沢山、恐れから自分を止めてきたものがあります。
今もあります。

しかしながら、本当にそれを行うことの意味や
成し遂げていくことへの歓びを感じることができる時、
エネルギーの高まりを感じ、動き出せるようになります。

これまでのあなたがどうなのか
そこで止まる必要はないのです。

 

あなたが本当に大切だと思う、大きなものと
その意義と一体感を感じることができたとしたら、
すでにスタートする準備が整いつつある。

あとは、信じて小さくとも一歩を踏み出すと、
ものごとはひとりでに動いていきます。

大きなことをすることだけが、大義ではありません。

その人にとってのその人らしい意味や目的があります。

あなたが心から湧きたつ瞬間や、ときめく感覚、
充実感を実感するもの、
あなたを突き動かすものは何なのか。

それらが、本当のあなたを稼働させていくのです。

今日もご覧下さりありがとうございます。

鮎川詢裕子


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