- Home
- コミュニケーション, 地球温暖化・気候変動・SDGs
- サステナビリティとドローダウン
鮎川詢裕子メッセージ
10.182020
サステナビリティとドローダウン
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
人と組織の能力開発とサスティナブルな事業活動への
本質的な転換へのコンサルティングを日本と中国等で行っています。
コンサルティングといっても、教えないコンサルティングです。
今日は誰にとっても関連していて
意識していてもいなくても、大切なテーマ
サスティナブルな生き方、暮らし方、ビジネスについて
好奇心を喚起し、示唆を与えてくれる取り組みについて。
この3年間、夢に見てきた書籍「ドローダウン」の日本語版
DRAWDOWN~地球温暖化を逆転させる100の方法
こちらは、タイトル通り、温暖化をどう転換していくのかが
記された本です。
今、翻訳がゲラになって、表紙のデザイン案が出来てきて
徐々に書籍の形になってくる過程に
あって、それに立ち会わせていただいていて、
それを見ているだけでワクワクしているところです。
文章を読んでいてもウットリしています。
もちろん、ウットリだけではなく、
何が必要なのか、考え方や意識の転換のために
どんな工夫が求められているのか
が見えてきて、気持ちが引き締まる本でもあります。
しかしながら、批判的な内容でも
不安をあおる内容はありません。
科学的な事実に基づいていて
可能性に焦点が当てられています。
地球規模の人類の歴史や、人類の自然との付きあい方や
技術が進み価値観変わっていく様子や
政治的、経済的な構造などが紐解かれていくことによって
私たちのものの見方に課題や
新しい提案をもたらしてくれます。
「家庭の医学」のように「一家に一冊」あったら
親子の会話も変わってくると思いますし、
「学校の図書室に一冊」「全国の図書館に一冊」
あると、いつでも誰かの目に触れて
読んだ人の多くが、発見したことを語り出したくなる。
多くの人にとって、そういった本になったらいいなあと
思っています。
専門分野が7つに分かれていて、それぞれの分野で温暖化逆転のための
方法が書かれています。
専門用語をできるだけなくしていますが、
分野が多岐に亘るので、スラスラ読める解決策もあれば、
最初は理解しにくい部分も出てくるかと思います。
私も同じです。
好奇心が湧く解決策を読んで、わからないものをネットや
本で調べていくと、自分が認識していた
世界が拡がっていくのがわかって知的好奇心も
満たされます。
すると、ニュースや討論などで、
取り上げられていても、
理解できず今まではスルーしていたものも、
背景がわかるようになって、
住んでいる地域や職場等で
で必要なこと、できること、
行動を起こしたくなるものが
きっと、浮かんでくるようになります。
書籍が解決してくれるのではなく、
私たちにその力があることを
教えてくれるのです。
この本に書かれていることを理解しつつ、
自分なりの考え方を持つことも大事ですし、
自分の考えと異なる意見を持っている人とも
話をしていく必要があります。
サステナブルな世界を実現するには、
コミュニケーション力も求められることになります。
このところメディアでは「」
個人や友人、と手軽にできるものもたくさんあります。
そして、社会の変革への実現に向かって行動していくには、
立場の異なる人、様々な考えを持つ人と渡り合い
変化をつくり出していく、共創力、
リーダーシップが求められます。
内容についても少しずつ触れていけたらと思っています。
今日もご覧下さりありがとうございます。
鮎川詢裕子
メールマガジンでは、ブログに公開しない
事例や先行情報などをお伝えしています。
登録も購読も無料ですので
ぜひ、ご登録ください。
事業相談、コンサルティング、取材、講演等につきましては
こちらより、お問い合わせください。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。