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鮎川詢裕子メッセージ
9.292020
今こそ長期的視点に立った本質的な組織変革を
こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。
このところ、組織づくりやエグゼクティブとの
セッションでも、持続可能な事業体を
どうつくっていくのか。
というテーマが増えています。
少し前なら、真剣に話すのを敬遠されていたSDGsや
持続可能性、環境活動といった言葉が
この1年で部分的にせよ、本気で語る姿が
珍しくなくなりました。
少しずつ常識化のスピードが上がっています。
直接のきっかけは、コロナなのかもしれません。
短期的利益や、経済活動のみの成果を求めるだけでは
この先、生き残れるかわからないという時代に
入ってきていると、思考ではなく、
体感している人が増えているからではないでしょうか。
これまでも組織づくりや、組織変革を伴走する際に
お客様や取引先への配慮だけでなく社会や生態系への
配慮が謳われてきました。
本気で取り組んでいる組織体もあれば、
正直、取り組んでいることを伝えるためという組織も
多くあることでしょう。
私たちはみな完璧ではありません。
その時はよかれと思っていたとしても、あとから
そうでなかったということもよくあります。
気づいたら、フィードバックとして
今後に活かしていくことが必要です。
コロナも、気候変動も
我々が取り組んできたことへの症状なのです。
声に出さなくても「何かがおかしい」と
たくさんの人がうすうす感じているのではないでしょうか。
今こそ、絶好の本質的な組織変革、企業変革の
タイミングです。
会社の意識、組織の意識、個人の意識を
見つめ直すまたとない機会です。
まだ体力があるうちに、基盤を変えていく必要があります。
必要だとわかっていても、
自分たちだけではどうしたらいいのか、
どこから手をつけたらよいのかわからない。
という場合は、どうか自分たちだけで悩まず、
私たちのような、組織変革や人の意識変容にかかわる
専門家にご相談ください。
関係者だけでは、利害関係や人間関係、
業際、組織間あるいは上下間の認識の不一致など
乗り越えていくのはなかなか難しいものです。
我々のような専門家であっても、
自らが一員となる組織やチームを自ら扱うのは
なかなか難しいという局面が起こり得えるのです。
中立的な、第三者がいるからこそ、
話を持っていかれたり、
恣意的な取り進めではない
安心感と信頼感を築くことができます。
数年後に
あの時、あのことがあったからこそ
今の私たちがある。
そう心から思える未来を築くためには
「今」の取り組みにかかっているのです。
今日もお読みくださりありがとうございます。
鮎川詢裕子
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