鮎川詢裕子メッセージ

温暖化逆転のためのドローダウン実践編の場から

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

この数日、冬らしい寒い日が続いていましたが、お元気したか?

久しぶりに温かな日差しに身体が緩みます。

梅の花が咲き、香りが漂っていて春の訪れを感じます。

嬉しさと同時に、暖冬で雪不足が各地で話題になっている現状を考えると、少し複雑な気持ちになります。

そんな中、ドローダウン実践編の第2回目を行ってきました。

実は日本で初めての実践編の開催になります。

「トランジションタウン文京」の皆さんに向けての開催です。

 

こちらが実践編に関する情報が掲載されている書籍です。

まだ日本語の翻訳本は出版されていません。

参加者は温暖化に対して何とかしたいと、すでに行動を起こしている人たちです。

今回は、ランキングの中から心に響くものについて、それぞれ調べて発表しあいました。

どんな様子や雰囲気だと想像しますか?

今回初開催なので、どんな展開になるのか正直想像がつかなかったのですが、ファシリテーターを務めている我々も驚いたのは、参加者の皆さんが互いの発表を熱心に聞き、質問しあううちにどんどん活気にあふれ、表情が変化し、会場の雰囲気が変わっていったことでした。

参加者の一人が感想をfacebookにシェアされているように、可能性が開いていく場となっていったのです。

 

<ドローダウンインテンシブ 実践編 第2回ご感想>

1月から「地球温暖化を逆転させる100の方策 ドローダウンws アクション編」に参加しています。
地球温暖化がどんどん進んでいるのを日々肌で感じ、世界各国で地球温暖化による災害が頻発しているニュースに触れない日はない毎日。いてもたってもいられない気持ちです。
「自分に何ができるのか?」そう考えている人も多いことでしょう。
でも既にその具体的な解決策が用意されていることを知りました。2017年に世界的なベストセラーとなった「ドローダウン」には解決策とともに具体的な事例、アクションのヒントが詳しく載っています。(残念ながら日本語版はまだ出版されていないのですが、下のリンク先に英語で要約が載っていてGoogle翻訳で読むことができます)
私たちが今参加しているワークショップは、その本の情報を基に自分たちの地域で起こしていくアクションプランを練っていくものです。
ワークショップ当日はもちろん、その間も各自調べたり考えたり家族や仲間とディスカッションしたり。
「どうしたらいいの!?」状態から、「この解決策を自分はこんな風に取り組む!」「これは家族でやる!」「この部分は地域で話し合って進めてみる!」「これは行政や国に働き掛けてみる!」など具体的なシナリオのイメージが浮かんできて、地球温暖化を逆転させるというビッグプロジェクトに貢献できることが嬉しくてワクワクしています。

この実践編では、「しなければならない」ではなく、それぞれが「心に響くもの」について探求するので、ワクワク感が広がっていったのかもしれません。

自分なりに調べてきてお互いに話を聞き、理解を深めていくことによって、自分が調べてこなかった解決策にも好奇心が湧き、話していくうちに関連性がつかめてきたりするのでしょう。

 

 

こういったプロセスをSDGs推進や、新しい事業や商品・サービス開発に活用したとしたら、どんな展開になるのかと思うと楽しみでなりません。

このコミュニティーで行っている取り組みが試金石となり、ホロンのように全体の取り組みにいかすことができることでしょう。

次回が今から楽しみです!

鮎川詢裕子は、ドローダウンインテンシブのイントロダクション(紹介)ワークショップを担当しています。
詳細は、『地球温暖化を逆転する100の方策”DrawDown(ドローダウン)” 紹介オンラインワークショップ』をクリックしてお読みください。

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