鮎川詢裕子メッセージ

コントロールを手放すとラクになる

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

組織集団(企業・地域)の変容と、その変容をリードするリーダーの輩出、
事業活動の進化とサステナビリティの調和の実現を
コーチングと教えないコンサルティングで伴走しています。

こんにちは。鮎川詢裕子です。

誰かと一緒に取り組む時、最初はうまくいってたはずなのに
イメージしていたものと違ってきたことはありませんか?

事前に取り決めていた進め方と違う
対等だと思っていたのに、上下関係を感じる
一緒に進めていたはずなのに、相手が主導権を取ろうとする
相手が自分に優位に持っていこうとする

など、いろんなケースがあるかと思います。

このような時、あなたならどうしますか?

こういったことがあっても、うまく乗り越えていく場合もあれば、
ぎくしゃくして気まずい雰囲気を引きずったり、
その取り組みそのものがうまくいかなくなったり、
なくなったり、人間関係までこじれてしまう場合もあります。

どんな違いによってうまくいったり、いかなくなったり
するのでしょうか。

相手との齟齬(そご)が出てきたときに
自分の中に感情が立ち現れがちになります。
軽い疑問だったり、怒り、不安、恐れなど

その時、その感情にどっぷり浸かって(つかって)しまうと
その感情を持った状態で、対応していくことになります。

その感情に翻弄(ほんろう)された状態でいたら、
どんな対応になると思いますか?

なんで相手はこんな態度をとってくるのだろう?
と、
我慢したり、
「本当はこうだったはず」と、
相手を直そうとする、正そうとしがちになることでしょう。

 

私は合っていて、相手が間違っている
相手が間違っているから、相手を直そう、正そう
といったように
相手がしてきたことに対する対抗策を
取り始めます。

そうなると、やられたらやり返す
という戦いの構図に入りかねません。

これはあなたの気持ちや感情からくるもので
あなたの納得のために行うと、
相手を自分に合わせる、
つまり、自分の思い通りにするために
相手に働きかけるようになっていきます。

こうなるとエネルギーをかなり使うことになります。
自分の思い通りに人はなるわけではありません。
なので、エネルギーを無駄に使い消耗していきます。
全然エコではないのです。

これは、相手がしたからこうなった
と思いがちですが、別の見方をすると、
あなたが恐れや不安の感情に
どっぷりつかったことによって
始まっているのです。

「感情にどっぷりつかる」とは別の
感情とのつき合い方があります。

それは、恐れや不安、怒りなどが
立ち現れてきたときに、
その中に浸かるのではなく、
外側から感情が立ち現れているのを眺めている
状態を意識的につくり出すのです。

あ、今不安なんだ
あ、今怒りに変わっているんだ
と、外から浮かび上がって変化している
自分の気持ちを客観的に観察します。

それができると、自分は感情に左右されるのではなく、
感情を自分で扱うことができるようになります。

感情の主人となるのです。

すると、イメージと違うことをしてきた相手を
直そうとするのではなく、
相手の言動はどんなつもりから起きているのか、
素直な好奇心を持つことができるようになります。

自分だけの納得のためではなく
相手を理解し、その上で何が最善かを考えて
行けるようになります。

今日もお読みいただきありがとうございました。

鮎川詢裕子

 

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