鮎川詢裕子メッセージ

行動の4つのレベル

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

人と組織の能力開発と温暖化を逆転に向けた事業支援、
コンサルティングを行っています。
コンサルティングといっても、教えない自ら気づくコンサルティングです。

今日は自治体議員の皆さんを対象にしたドローダウンの講演でした。

1時間という短い時間だったのと、ウェビナー形式で
相手の表情が一切見れない中で行うのは
あまりないことなので、いつもと勝手が違います💦

そんな中50名を超すご参加をいただきました。
いつも20-30名とのことでしたので、
皆さんの関心の高い内容だったではないかと思います。

 

昨日ご紹介した自治体の事例について

少しでもご参考になればと思い、
イメージが湧きやすいよう図にしてご紹介させていただきました。
少しでもお役に立ったでしょうか。

少しドキドキしながら話しています↓

ご質問をいただいた書籍をアマゾンで予約できるのは、
早くて来週からになります。
書籍のデザインも現行案は、ステキな仕上がりになっています。

他にもご質問をいただいた中で、

行動の4つのレベル
という考え方があります。

社会に変化を起こしていく時の考え方
教育に携わり、活動家でもあるウィル・グラントさん
が提唱しています。

私たちは何か変えたい状況がある時に起こす行動として
4つのレベルがあります。

1.自分で行動する

2.家族や友達に知らせて行動する

3.自分が所属するコミュニティ・クラスに知らせて行動する

4.法律を変える・国レベルの変化を働きかける

この時、私たちがよく行うのは、
レベル1の 自分で行動する と、
レベル4の法律を変える・国レベルの変化を働きかける
が多いといわれています。

しかしながら、レベル1では小さな範囲で
なかなか大きな変化にはつながりません。
一方でレベル4の活動を行ったとしても
時間がかかったり、なかなか変化が起きにくいものです。

ウィルによると、実は効果的なのが、
レベル2の 家族や友達に知らせて行動する と、
レベル3の 自分が所属するコミュニティ・クラスに知らせて行動する で、
その中でもレベル3の行動が大きな変化につながる
と言います。

 

職場や地域、コミュニティで共におこしたいムーブメントを
起こしていく。

新しいビジネスモデルをつくったり、
これまで取り組んで効果があることを更に拡大していく等、
自分たちでできることにトライしていくのです。
リーチできなかったことを実現してみるのです。

もし、レベル3で変化を起こせたとしたら、
周りで観ていた人たちが、
「僕たちもできるかもしれない」
「私たちもやってみたい」と。、
周囲に影響を与えていくことでしょう。

そうすることによって、
それぞれのコミュニティが変化に向けて
自ら動き始めることが起きています。

トップダウンでも、
ボトムアップでもなく、
ミドルアップというのでしょうか。

中間層から変化を起こしていくのが
効果的だと、上の図からも読み取れるのではないでしょうか。

こうして、ムーブメントが起きていくとしたら、
本当の意味で現場や社会が変わっていくように
感じられませんか?

あの学校でできたのだから、私たちもやってみたい

彼らがあんなふうに取り組んでいるのにインスパイアされた

コーチングを行っていても、
時おりものすごく大きな変化を起こそうとして、
大きすぎて動けないままになる
ということがおきたりします。

自分たちが出来得るものを見つけて
チャレンジしていくことが、
大きな変化につながっていきます。

参考にしていただけたら幸いです。

そういった意味でも昨日のカンザスシティの事例も
参考になるのではないでしょうか。

 

今日の講演はちょうど時間通りに終わり、少しホッとしました。

 

今日もご覧下さりありがとうございます。

鮎川詢裕子


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