鮎川詢裕子メッセージ

表情が変わり、また参加したくなる対話会

こんにちは。鮎川詢裕子(あゆかわじゅんこ)です。

社会にインパクトをもたらす組織集団(企業・地域)の変容と、
その変容をリードするリーダーを輩出し、

事業活動の進化とサステナビリティ経営の両立の実現を
支援しています。

今日は企業でCSV(Creating Shared Value)や
サスティナブル経営、SDGsに関連すリーダー向けの
ドローダウン紹介&対話会を開催しました。

ドローダウンのプロジェクトに賛同してくれた
知人と始めたこの対話会。
毎回、数社の方にご参加いただいています。

※CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)とは
社会課題を解決することによって、
社会価値と経済価値の両方を創造する経営モデルです。

※ドローダウン(DRAWDOWN)とは、大気中の
温室効果ガスの削減を(温暖化の逆転)をいい、
そのための100の方法をまとめたものです。

今回で3回目です。

一見、とてつもなく大きい課題を
どうやって実際に解決していくのか。
その課題にどう向き合っていくのか。

それは、リーダーシップとも
大いに関係してきます。

こういった対話を、会社を超えてできるのは、
なかなか貴重な機会ではないでしょうか。

すでにど真ん中で取り組んでいる人から
あまり詳しくないという人まで、
様々な方が参加しています。

なんでも安心して話せる場を約束してから、
ドローダウンの成り立ちと概要を説明し、
温暖化についての考えを語り合ったり、
動画を観ながら感想を語り合っていきます。

実際に100の解決策を見て
実際に取り組んでいるものや
これって何だろう?
これって面白そう!
興味が湧く
といったものを見つけていきます。

そして、実際に1つの解決策を取り上げて、
どうしてその解決策が
温室効果ガスの削減につながるのか

また、参加者自身の日々の暮らしや選択と
どう関連しているのか
を紐解いていきます。

例えば、4位の植物性食品中心の食生活
(つまり、肉食を減らした食生活)が、
温暖化をひっくり返す方法の第4位だと
聞いて、驚く人もいるのではないでしょうか。

菅内閣発足時に、温室効果ガスの輩出を
実質ゼロに抑えると発表しました。

この時にも再生可能エネルギー
言う言葉はでてきても、
菜食を増やすといった話題は出ていませんものね。

これまで、解決策と言えば、
私たちの暮らしとは直接関係なさそうな
科学技術といったものが解決するものだ
と、私たち自身も思いがちです。

しかしながら、ひとつの解決策を
紐解いて、そのメカニズムを見ていくと
私たちの暮らしの中での選択や
考え方が、温暖化と密接に関連してくることが
わかってくるのです。

すると、これまで遠い世界の話に
感じていたものが、グッと身近になり、
温暖化へのとらえ方がシフトしていきます。

自分ゴトになっていくその変化が
声の勢いにも現れてきます。

ヘンな言い方ですが、
温暖化についてできることを知り、
ワクワクする人も出始めます。

職場や組織の大きな課題を考えた時
このように皆が解決に向かって
ワクワクし始めたら凄いことだと思いませんか?

それが、このドローダウンの対話会では
多く見受けられるのです。

それがあるから、このワークショップや
対話会を何回も続けてこられるのです。

こういったテーマについて
自分の考えを述べ合う場がないのと、
他社の状況や考えを聞くので、
世界が拡がります。

先日、一般向けのドローダウンのワークショップを
行った際も、最後に
「もう一回参加しても構いませんか?」
という質問がありました。
時おりまた参加したいという感想をいただいています。

参加した人が、また参加したくなる
参加した人が、誰かに紹介したくなる

そんな取り組みを重ねていけたらと
思っています。

今日もお読みいただきありがとうございました。

鮎川詢裕子

 

誰でも気軽に参加できる
ドローダウン紹介ワークショップ(オンライン)2.5時間
一般向け開催 12/13


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